デジタル時代の金融ニーズへの対応

近年、スマホやオンラインサービスが普及しており、お客様が金融サービスに求めるスピード感や利便性は急速に高まっています。従来型の店舗や電話を中心とした手続きでは、申込みから利用開始までに時間がかかり、柔軟な対応が難しい場面もありました。また、個々のお客様に合わせた最適な提案やサポートを提供するためには、膨大なデータを活用できる体制づくりが必要でした。

フィンテックを活用したサービス改革

最新のフィンテックを活用し、申込みから審査、契約までをオンラインで完結できる仕組みを整備しました。

・クラウド型CRMの導入により、お客様データを一元管理

・AIを活用した審査プロセスの効率化で、手続時間を短縮

・チャットボットやオンラインサポートで、24時間365日対応を実現

これらの取組みは、現場部門と開発部署が密に連携し、スピード感を持って推進しています。

利便性向上と利用率の飛躍的アップ

オンライン完結型の手続きにより、申込みから利用開始までの時間が大幅に短縮されました。また、スマホ経由での契約件数は導入前と比べて大きく増加し、お客様満足度調査でも「便利」「スムーズ」といった声を多くいただいています。さらに、顧客データの活用により、一人ひとりに合わせた最適な提案が可能となり、再利用率の向上にもつながっています。

より多くのサービスへのフィンテック展開

今後は、AIによる与信モデルのさらなる高度化や、キャッシュレス決済・パーソナライズドローンの提供など、より多様なサービス領域へフィンテックを展開していきます。また、お客様の声を継続的に反映し、安心・安全で使いやすい金融サービスを提供し続けることで、より良い顧客体験の実現を目指します。

これからの方向性

今後は、クラウドとAI機能をさらに活用し、自動化とパーソナライズの高度化を図ります。さらに、AIを活用した提案領域を広げ、データドリブンな改善を加速させます。

また、IVRやチャットと統合した次世代コンタクトセンターを構築することにより、非対面での顧客体験をさらに快適にし、真の「お客様志向IT企業」を目指します。